「泣きそうなの」って 僕の目を見ないで言う 君をただ見ている おおよその事は 飽き飽きした日々の隨 頼りない雨のせい 生乾きな言葉 「さよなら」がぼやけるくらい ぎゅっとしたり相づちしてて 軽やかなる 君の膝に 咲いたスカートがゆらゆらり 僕と 君と 隣同士で お行儀の悪いことがしたい 「消えそうなの」って 例え下手な君の声を 襟をただ見ている デタラメに枯らした過去 今更彩っても意味がない だらしない部屋のせい つまづきそうな言葉 「さよなら」がぼやけるくらい ぎゅっとしたり相づちしてて 格ゲーしてる 君の指に 咲いた才能がきらきらり 僕と 君と 隣同士で お行儀の悪いことがしたい 孤独同士唱え合う 痛過ぎる合言葉 「さよなら」がぼやけるくらい ぎゅっとしたり相づちしてて 互いのこと知ったかぶって 真剣にふざけ合う 永遠なんてシカトして 散り散りなるまで深入りしようぜ 触れ合う度 だんだん胸襲うような 咲いた感情でくらくらり 僕と 君と 朝5時まで シーツの中で同棲したい 僕と 君と この間取りで 会話のない会話がしたい 僕と 君と 隣同士で お行儀の悪いことがしたい