疲れをひきずりまた朝がえり いつまでボクらこうしているのかい 字幕のひらめきただのすねごと 胸にはいまもキネマがある 夕だちのむこう側で 危険な噂が飛びかっている 逢いたくて逢いたくて ボクらはクルマに乗り込んだ 青春の記録朝顔じゃない あれからきみは元気でいるかい ちぢれた頭髪ゆがませた唇 そのままのきみが焼きついている 夕だちは持ち越された 雷が怒鳴り歪み鳴いている どこ行ったどこへ行った 可愛がっていた夢どこへ行った どこへ逃げた <♪> 真夏に照りつく太陽のように 見えない闇を焦がし続けた 燃えあがる情熱その胸はいつか 張り裂けるかも裂けないかも そんなこんなの胸のなか どっさり詰めたキネマがある 夕だちのむこう側で 危険な噂が飛びかっている 逢いたくて逢いたくて ボクらは痛みさえ好きになった 過ぎてゆく変わってゆく 隣のイヌはもう帰ってこないよ 澄みわたる空の向こう ボクらはクルマを走らせた走らせた