浮かれた街角を 石ころを蹴飛ばしながら トボトボ歩く いつもなら横に君がいたっけ 些細な事ばかり 覚えている割には 大事な事 いつも僕は思い出せなくて 与えた分だけ貰いたい 愛した分だけ愛されたい そんなの競い合うものじゃないけど この背中で気持ち語ったって 君に全然伝わらなくて 言葉じゃそれはそれで嘘くさくて 愛は真心、恋は下心 「私の好きな あなたでいて欲しいの」 求めてしまうばかりじゃ 愛とは呼べないな 付かず離れず 一緒にいようよ 火に油を注がぬように 慎重に言葉選び 一言多いと 僕の悪い癖を指した 何を言えば良かったのか 思う時点で手遅れで タイムマシーンで 僕を数分前に戻して 誰にでも優しくできるのは 誰にも興味なんてないってこと なのかと思うと胸が詰まりそう 見た目じゃなく中身で勝負しよう 最高に卑屈なバリアで 傷つかぬ準備を進めてる 愛は真心、恋は下心 「私の好きな あなたでいて欲しいの」 求めてしまうばかりじゃ 愛とは呼べないな 付かず離れず 一緒にいようよ 「好き」「嫌い」 「嬉しい」「悲しい」 「楽しい」「辛い」 「美味しい」「不味い」 喜怒哀楽の全ては 君が居なけりゃ何も意味がないんだ 愛は真心、恋は下心 「私の好きな あなたでいて欲しいの」 求めてしまうばかりじゃ 愛とは呼べないな 付かず離れず 一緒にいようよ 愛は真心、恋は下心 上手くいかない事だって たまにあるけれど 僕と君が思い出にならないように 付かず離れず 一緒にいようよ