乱れた髪の上 金の鈴をつけた黒猫が ビー玉のよな眼で 死んだあたしに声掛けてきた 「おやおや お待ちなさい ここから先は行き止まり」 逝く宛 探し迷う 音亡き彷徨い 嗚呼 愁いならそよげ さぁ 爽籟とお逝きなさい 一度の人生だから全部 燦燦と謳いなさい その怨み晴らすなら 叫びを吹かせ SORAI SORAI (SORAI SORAI) 目覚めろ今宵 茜の空に 手鞠歌に揺られ 蒼い簪の玉が靡く 枝垂れた花は散って 爽籟の香りに酔いしれる 「さぁ この指とまれ 鬼さんこちら手の鳴る方へ」 幼き想に揺れる 声亡き彷徨い 嗚呼 愁いならそよげ さぁ 藹藹と遊びなさい はじめの一歩踏んだなら 凛凛と奏でなさい その夢を語るから 体を巡れ SORAI SORAI (SORAI SORAI) 目覚めろ今宵 茜の空に 爽籟とお生きなさい 一度の人生だから全部 燦燦と謳いなさい その怨み晴らすなら 叫びを吹かせ SORAI SORAI (SORAI SORAI) 体を巡れ SORAI SORAI (SORAI SORAI) 咲き誇れ行け SORAI SORAI (SORAI SORAI) 目覚めろ今宵 茜の空のように SORAI! SORAI! SORAI! SORAI!