少年は高く志した 自分は全て叶えられると 走るスピード考えず 前にひたすら駆け抜けて行った でも少しずつ見えてくる世界には 見えないものが大きくある 想像を超えた現実は 僕らを怯ませてゆく こんな痛みを伴うとは 思ってなかった 僕らが描く理想は例え小さくても お手軽ですぐそばにある ものではないのだろう <♪> すでに囚われ始めてた せまく息苦しいカゴの中へ きっと見えないもの 確かめるあまりに 現実を止めてしまってた SOSから僕らは 這い上がれるはずなんだ きっと痛みを伴うのを怖がってる 頑丈で折れない心 手にしてゆく姿は 泥にまみれ美しい ばかりじゃないものだ <♪> 想像を超えた現実に 掴めない理想の前に 空から降り出す雨に 強すぎる風のいたずらに うつろう人間の心に 悲しみや憎しみの前に 愛をなくした現代に 愛を見いだす困難に 想像を超える現実は 少年を大きくさせる どんな痛みも共に連れて 歩いてゆける 少年が描く理想は 月のようにカタチを 変えてゆくけど ずっと空にはあるのだから