台風の季節は苦手心をかき乱される 10月の上旬が一番苦手 悲しくなるから 君が残していった最後の手紙 一度読んだきり 2人のアルバムの最後のページに しまっているよ セミダブルベットのシーツは 今も洗っていない 君の残り香を探して寝ているよ 「サヨナラ またね ありがとう」“あの日”が蘇る言葉 忘れられなくて 忘れたくない 君と今も生きている 1人暮らしの頃の「過去の自由」 棚に上げて 自分勝手な言い分で君を傷付けてい たな 僕の体を気にかけて毎晩作ってくれ た 苦手だったトマトサラダ 今では… 「サヨナラ またねありがとう」 ずっと一緒に居たかったよ 夢の中でも 君の夢を見たくて眠る 「会いたいよ…」 心電図の音が弱くなってから 君が最後に残した“言葉” 「さよなら またね ありがとう」 10月。今年も台風。 涙が溢れて止まらない もっと君の事大切にすればよかった 二つの目だけで“見ていて” 心の中に居てくれた 当たり前だった「君の大切さ」を “見ていなかった” 僕は大馬鹿者