ねえ聞こえてる? 痛いくらいの鼓動 そ知らぬ顔で 喧騒に消えてしまう この街のどこにこんなに 人がいたのだろうか 溢れかえる 誰かと誰かの言の葉 祭りの夜の人いきれ はぐれないように急ぐ足 ふわりふわり揺れる君の 影を追いかけた ねえ気づいてる? 震える声の秘密 触れかけた手も 臆病に負けてしまう 色とりどりの光 華やいで煌めいて 溢れかえる 誰かと誰かの思惑 照れ臭そうに笑う君 はぐれないように繋いだ手 ふわりふわり揺れる心 伝わる君の温度 真夏の夜を照らす花 もう一生分のお願いです 神様どうか今だけは お願い時を止めて 祭りの夜の人いきれ はぐれないように繋いだ手 色も匂いもなにもかも 全部君に染まって 真夏の夜の真ん中で もう一生分の恋をした ふわりふわり揺れる君の 影を見つめてた