肌刺す空気纏った 道の途中 呟く言葉は 白色に溶けた 冬空の先 見える未来も 見えない未来も 「わかってる」そう言い聞かせて 凍てつき増す 天つ風の中に 反射する世界は 揺れる心を映し出して 溢れた幾つもの記憶は もう呪いじゃない また前に進むための光 柔らかな灯りが染めた 淡雪は蛍火のように 道を照らす今 弱音にさよならをして 迷ってた足跡はもう 追風に掻き消えた 友待つ君の 紡ぐ願いを 天咲く花びら舞い散るように 淡い化粧のように 世界は儚く温かい 悴んだ指で包み込んだ 誰かの想いが 確かに今 心の奥に触れた 春を待つ光を纏って 淡雪は蛍火のように 道を照らす今 ほうき星が手招く先へ 迷ってた足跡はもう 追風に掻き消えた 友待つ君の 紡ぐ願いよ 嗚呼 叶え 遠い空へ届くまで