海遥か古の深い森に 幾千の星が降るという 星になった人たちが ただ一夜の思い 恋人に伝えるため森に降り注ぐ 一つだけ願う 愛する人よ 忘れないでと 千年の果てにもう一度結ばれよう 心安らかに満ちる時 この森に光の花が咲く 争いや違う言葉 なぜ分かりあえずに 人々は光の花 枯らしてゆくのだろう 一つだけ願う 愛することを忘れないでと 千年の果てもその花を咲かせよう 無数の願いを その枝に受け天を目指して 森は生きてゆく千年の果てまでも 一つだけ願う いついつまでも健やかなれと 千年の果ても我を抱きたまえ