未体験 日々の中で 掴んで離さないから 光で夜を満たす 二人で今をなぞるの 何一つ 忘れないように 覚えていよう夢まで 確かな地図もないのに 漂ってひたすらゆらゆらと舞う 目の前が君の手のひらでおさまる そんな日常と眠るの そっと あなたと確かめた 思い出を篩っていた はじけて消えてしまわぬようにと 胸に抱いた 想い繋げていく中で 木漏れ日が差し込む 未体験 日々の中で 掴んで 離さないから 光で夜を満たす 二人で今をなぞるの 何一つ 忘れないように 覚えていよう夢まで 曖昧な言葉であなたは 振り返ってイタズラな表情に笑う しかめっ面した私を抱き寄せる そんな日常を巡るの きっと 水面に沈んだ夜空を 両手で掬うように 儚く夜明けに消えてしまうから 背中に触れた 温もりを受けとめて 流れ星に願う 期待して見上げていた あなたが 春を告げる 緩やかな風が吹ける 愛しさに満ちたこの時を ただ一つ忘れないように 数えていこう二人で 誰かのアイロニーも 普遍のセオリーも 味気無いままに消える 揺れる想いをずっと 抱きしめていたいのいつも 月夜が照らす 未体験 日々の中で 掴んで 離さないから 光で夜を満たす 二人で今をなぞるの 何一つ 忘れないように 覚えていよう 夢まで ただ一つ 忘れないように 数えていこう 二人で