晴れた午後 埃っぽい風の吹く路の 向こう側 信号を待つ君を見つけた 彼を見つめながら 話してる君は知らないね もうすぐ昔の恋人 すれちがうこと 優しくなれるよ いつしか熱い思いも 流れる月日に冷めてく 哀しいほど 向かい合う雑踏はやがて急ぎ足で 二つの足音を包み 交わりはじめる 後悔したいくらい 綺麗になってる君の 聞き覚えのある 声だけ聞こえてくる 優しくなれるよ いつしか熱い想いも 流れる月日に冷めてく 哀しいほど もう一度呼び止め口説ける気がするほど 別れは朧気 眠ってる記憶の中で こんなに誰かを激しく愛せないと 嘆いた夜さえ不思議に愛しいよ 優しくなれるよ いつしか熱い想いも 流れる月日に冷めてく 哀しいほど 今はもう別々の人生を歩いている 二つの足音 街角に消えていくよ…