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南町から

Track by平松愛理

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  • 1996.07.22
  • 7:51
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歌詞

春には海に近い校舎で 記念のスナップにVサイン 離宮公園の桜たち くもった日が鮮やかで グレイのキャンバスに 夢は咲くものと 教えてくれたはずなのに ありふれた毎日が あたりまえじゃなくなる こんな日がくるなんて 何気ない一言がさり気ない微笑みが こんなに暖かくて まだ見ぬ薄紅の花びら もっともっと あの日へと置き去りの人の夢 咲き誇れ 夏には波打ち際走った 遠くで母の呼ぶ声がした 須磨海岸で陸サーファー 気取る頃気がついた 寄せる波が傷 ひく波が時間 そして去ってく 人生のように あといくつ波くれば どれだけの時経てば 痛みおさまっていく どんな偉い学者でも有名な政治家も 心までは量れない 小さな無数の引き潮が そっとそっと いつまでも乾かない深い傷 さらってゆけ <♪> 秋には山へ落ちる夕日が 焦がした初めての恋心 お揃いのシャツで三ノ宮 けれど顔さえ見れず 真っ赤な六甲を 背に港へ続く道歩いた 黙ったまま どこにいてどう生きても 何をどう失くしても 思い出は変わらない きんもくせい咲く季節めぐる度甦る 蒼かった日々のこと 神さまでさえ消せはしない ずっとずっと かけがえのない記憶自分だけの History 冬には聖歌隊に混じって 異人館通りでアヴェマリア 山手教会のクリスマス 空届きそなもみの木 積もりはじめる雪は すべての罪を 許してしまう最上の愛 捨てるはずのなかった 果たすはずの思いが 天国で雪になる 希望へと向かった時 もう一度愛になって すべての人に降るの 新しい生命のうたになる きっときっと 強い町になっていく故郷へ 届くように 人生の道しるべ はじまった 南町へ

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