もしも薔薇に棘がなくて 手折りやすくなるなら 薔薇は薔薇でなくなりそう 偽りの花 棘を備えたまま咲いてるのが 薔薇の運命か? 人も何か決められて 生まれ落ちる運命か? 教えてほしい あらかじめ決められた私の進む道 もしも運命の女神が味方するなら その道は虹色の花咲き乱れるよう 願う想い、どうか叶えて いつもふたり 何もかもが同じようにするなら ひとりでいるときは 何か満たされないの 2人で決め2人で進むのが いつの運命か? 2人いらぬ場所へと 向かう性(サガ)は皮肉か? 教えてほしい いつも助け合った私たちの世界は 突然床が二つに割れ手を引き離す それでもなお何かすがり進み続ける 1人で立つ意志を託して 座して待つだけならば神様は願い 叶えてくれるはずないのよ 自分へと厳しく声かけ 挫けない力を 身につけたときに見えるのは、 女神の笑顔 光透かし宝石に似た透明な世界は 私の行く道の先の清らかな場所 白く濁る氷ならばすぐに溶けゆく 今はただひたすら目指そう 劇場に 立つ姿 逸る心押さえて 私を呼ぶ アプローズ その日までは止まらない時