意気揚々で天真爛漫 そんな僕の旅の始まりだ 少し無口で大人しい君の 先を走っていたはずだった 夢もゴールも 鮮やかに見えたのに 今では全てが壊れそうで 消えそうで あの日君の前を駆けた僕は いつの間にか背中を追いかけてた 遠くなる君がただ眩しくて 僕は泣いた 途方にくれて 逃げ出したくて もがけばもがくほど沈んでく いつしか僕は目標さえも 自分の夢さえも見失った 不公平だって 思った日々も続いた それでも僕にしか僕を信じられない あの日君の前を駆けた僕に またいつの日か追いつけるように 走り出す 少しずつでもいい 悔しさ越えて 強くなくていい 弱さは優しさに 旅の中で知った 僕の夢 そしてまた辿り着けたんだ 僕が本当にやりたかったこと この夢がいつか花開くように 種をまこう 僕にしか咲かせない花がある 綺麗に咲くとは限らないだろう でもきっと誰よりも上向いて 誇らしげに 意気揚々で天真爛漫 そんな僕の旅の始まりだ