急に降り出した激しい雨が 全ての灯り 覆い隠すように 瞳の中に 心の奥に 苦しい影 落としてゆく 行くあてさえなく ひとりきり 長く果てなく どこへ行くのか あの微笑みも あのぬくもりも 今は 消せないままで もう何があっても 恐れなんかない 失くすものなんて これ以上ないから さよなら もう二度と あの時は戻らない 後悔も 記憶も いらない あれから 街も人も 時も 心も 形を変えて 何もなかったかのように 過ぎてゆく <♪> 肩を掠めてく乾いた風が 暖かい気持ち 切り刻むように 夜の狭間に 胸の隙間に 虚しく また消えてゆく 愛おしく想うものは なぜ 脆く儚く 壊れてくのか 見上げた空も 風の匂いも 今は あの日のままで もう何があっても 怖くなんかない 守るものなんて これ以上ないから さよなら もう二度と あの時は戻らない 慰めも 言葉も いらない あれから 街も人も 時も 心も 形を変えて 何もなかったかのように 今さら 何度 空に 叫んでも届かない もう一度 キミに今 逢いたい これから 過去も嘘も 愛も涙も ここに置いて 目の前のこの道 今 歩いてく