失くしたら 気づくだろう 知らぬ間に 持っていたものを 時がそっと 育ててた 果実のようなものを おまえの背で 落日が 溶けながら 金色に燃える 何か今 言いかけて 見つめ返す 瞳さえも 逆光線の 眩しさの中 愛を知らずに 愛したから 傷つけあって 確かめてた 傷つきながら おまえがなぜ そばにいるのか 問いかけてた 今は分かる答えなんて何処にもない 人はみんな愛を知り 迷いながら生きる... 失くしたら 気づくだろう 知らぬ間に 持っていたものを 時がそっと 育ててた 果実のようなものを 何処にもない 場所を求めて 彷徨うことに 疲れていた 疲れ果てても 二人がなぜ 夢を見るのか 不思議だった...