夕闇のドレス 身に纏って 丘の上 錆び付いた三日月 空に放り投げた 街はノイジーな音の群れ 鳴らす不規則なタップ 咲き誇ると赤と愛の花 胸に飾って 揺らめく夜へと深く落ちていく 重なる度に心震わせる 甘美な視線と言葉の罠 今宵だけの夢を抱いて眠りましょう 朝陽が昇るまで 染み付いた煙草の香り 払うように 夜を彷徨う風 体すり抜けた 照らすライトと戯れて 踊るご機嫌なタップ 近づくたびに心惑わせる くすぐる吐息と優しい嘘 通り過ぎる夜を止めて歌いましょう 枯れるまで 重なる度に心震わせる 甘美な視線と言葉の罠 今宵だけの夢を抱いて眠りましょう 朝陽が昇るまで