刺す客と書く マイクの刺客 潜んでる すぐ近く おまえの不覚 つけ込む企画 練り上げてる 地下深く 刺す客と書く マイクの刺客 潜んでる すぐ近く おまえの不覚 つけ込む企画 練り上げてる 地下深く 乱れた長髪束ね 磨かれた刀を調達 日が沈めば潜む雑踏抜けて 切り刻めばこの世の悪党 人呼んでロン毛 又はチョンマゲのまげが 掃き出すこの世の汚れ 安直なやつらめがけ 己が誰か意識さす手だて 擦れ違いざま 名をなのりー礼 おもむろに切りつけ一息で 虫の息で 紛れ込む人いきれ 仏に手向け はなむけの意味で A・B・CとばしDと書き残す 腰に下げた冷た酒飲み干す お茶濁す 雑魚の寄り添う酒場で また一沙汰起こす 世捨て人のリリシスト その手に持つ マイクロフォンて名の刃物に死すと 覚悟決めて握るフィスト ディスとビーフとが うごめく地下のサディスト 俺がまず先手打つと 相棒が背後でそれをアシスト MADとGOD マイクの刺客現わる この地上に 刃物隠し持つ お口のチャック ただじゃ開かぬ この天の邪鬼 しびれ切らす客達を尻目に 着々たてる計画 無茶苦茶 坊主頭が似合う破壊者 標的は日本株式会社 おまえの心縛るネクタイと ワイシャツ破り捨て しばしお耳を拝借 ほら みそぎの仕度 剃り上げるのさ ごくごく短く 刺す客と書く 刺客刀じゃなくてマイク持ち深く 潜んでるぞ すぐ近く 闇の奥に浮かぶ 坊主の輪郭 ビルの谷間 白昼の死角 はたまた枕元 寝首かく 長いものには巻かれますか おとなしく それじゃ背広着た家畜 中指立ててろ 不良らしく ただしいつでも礼儀正しく だから聞いとけ 私はハゲ 照らし出せ この世の陰 歌丸と仲間達に幸あれ 次の獲物は誰? 刺す客と書く マイクの刺客 潜んでる すぐ近く おまえの不覚 つけ込む企画 練り上げてる 地下深く 刺す客と書く マイクの刺客 潜んでる すぐ近く おまえの不覚 つけ込む企画 練り上げてる 地下深く