花はいいな 知らない道を歩くひとも ふとなぐさめられる はなびらなら 切符もなしに風に乗って 海へだって行けるよ 景色ごとに 忘れられてた物語が ほら運ばれて来る はなびらなら 季節を越えて空を飛んで どこにいたって見えるよ もしも ひとり旅にたおれて 厚い雲がおおっても きみの笑顔 吹いて来たなら 私ははなびらになれる <♪> 花はいいな 消えてゆくのに消えぬ色を 残してってくれるの はなびらなら やがてある朝ひと知れずに 雪のように溶けるの はらりはらり涙が落ちて 前が見えなくなっても 君の香り吹いて来たなら 私ははなびらになれる もしも ひとり旅にたおれて 厚い雲がおおっても きみの笑顔 吹いて来たなら 私ははなびらになれる