駅から抜け出した 九時過ぎのジレンマ 人の影を避けた 右手に握ってる スマホから聴こえた 着信を数えて すり減ったグルーヴ ふらっと描いて 異論は認めて フリックエラー 俄然 うるさいな 時間まで コントロール コマンド プレスCUE 機嫌取り合いだ グリッチ 感度 ジャギっていけるとこまで 四度五分の音で振り切る これが僕の自然な彩度 ケット・シーを繰り返す そのまま 無関係を決め込んで 泣き止むまで 傷が 僕に叫んだ懐古 ランドリーが振り回す ニューエラ 心残りが 楽園に散った 夜空に飛行機雲 気持ち良いぐらいだ この街のグリッター 継ぎ目を見落として 次のバスを待った 広告を数えて 接点が怖くてブルった 毎度 嫌んなるね 見たくないミラー ふと思いついて殴りつけたら スカッとしたんだ キショいよな たぶんシステムが狂ってるんだ 直す手間なんて割けない 四度五分のままで 生きてた これは僕の私怨さ 愛憎 点と線を縫い合わせる前に 不健全を取り込んで 感じたいの 意味が無くてもいいよ 最後 ラストシーンで盛り上がろう さよなら 冗談だよ 聴こえてるかな ハロー ハロー 貴方はまだ僕が見えるかい? 秒針が切り刻んでく 貸し借りが絆だろう 僻んでんだよ ドロドロ ダサくても隠せないものさ 嗚呼 さぁ 楽園を知って 等しく無関係で 一途に不健全で 隣にいようとした 正しく在ろうとした