最後の眺め ここでもいい 砂浜の上 終わる旅 潮風に抱かれ ひとりきり もう少し待って 黄昏 乾いた胸に 波の音 一体いつぶりの 涙だろう 教えてなぜ 描けたの 幼い日の 憧れ あれからもう どれほどの 約束を嘘に変えたろう 本当はもう 本当はもう 向いてない きっと今日までと同じように あっという間に終わりが来る 一度きりの 人生は 分かってる 僕だけじゃない もしも全てを やり直せたら 僕は今を 選べるのだろうか 誰一人 守れずに なにが夢 未だに愛せない あの街もこんな僕も とっくに身の程は 受け入れて生きて来たつもり それでも止まらない 今夜の涙 まだ忘れたくないんだ