何をやってもダメな僕には 衣食住も簡単じゃなくて 悪足掻きでも仕方ないよな 小銭を握り立ち尽くしていた 思い通りには行かないよな おにぎり一つも買えなくて 腹が空いても戦わないとな 冷めた空気を吸い込んだって いいよ もうどうせなら いっそこのまま最後まで 行こうと思っていた 烏は鳴いていた 朝になってしまう前に 二日酔いで傷んだ頭から 苦しい生活が滲むから あの水平線の向こうから 眩い光が揺らした涙腺が 全身を貫いて 陽炎で歪んだ言葉でも 伝わるかな 分からないけど 耳を澄ませて 殴りたいのは僕の方だよ 奴隷の思いも知らないで 八つ当たりでも仕方ないのか 舐めた態度だ 宇宙は閉じていた 心臓は鳴っていた 今になってゆっくりと 二日酔いで傷んだ頭から 苦しい生活が滲むから あの水平線の向こうから 眩い光が揺らした涙腺が 全身を貫いて 誰も真実を知らないで 疑うから分からないけど 絡まっていく未来に もう少し 夢を見させて