恋する季節は待ったナシ 目で追ってしまうなんとナシ ただよう香りに興味ナシ 冷たくしないで人でナシ ワタシはおいしいくだもの 用も無いのに名前を呼んで 用も無いのに電話を掛けて 用も無いのに上目遣いで 用も無いのにレースの下着 かよこ「ちょっとアンタ、ソコどきなさいヨ」 みさき「なによ、アンタがどきなさいヨ」 かよこ「アンタに用は無いワ」 みさき「ワタシだって無いワ!用が有るのは、 アノ人だけなの」 かよこ「うるさい!」 みさき「おだまり!」 ふたり「キー!!!」 見初めたこの目に狂いナシ 恋愛白書に根拠ナシ つれない態度に脈はナシ ひとりにしないで嗚呼かなしい ワタシはいったいなにもの 用も無いのにクッキー焼いて 用も無いのに待ちあわせして 用も無いのにハンカチ落として 用も無いのにtameikiついた 熟れた果肉を齧るなら 黒い種ごとのみこんでね アナタの腹から発芽する子供たちが 根を張る夢みてる かよこ「食べて~」 みさき「食・べ・て」 ふたり「もう、さっさと食べなさい!」 用も無いのに名前を呼んで 用も無いのに電話を掛けて 用も無いのに上目遣いで 用も無いのにレースの下着 用も無いのにクッキー焼いて 用も無いのに待ちあわせして 用も無いのにハンカチ落として 用も無いのにtameikiついた 用も無いのに ああ 用も無いのに ああ 用は有るのに ああ 用無し ヨヨヨ かよこ「ふえーん」 みさき「アンタも駄目だったのネ」 かよこ「ふんっ あんな男、アンタにくれてやるワ」 みさき「ワタシだっていらないわよ アンタにくれてやるワ」 かよこ「うるさい!」 みさき「おだまり!」 ふたり「キー!!!」