目が覚めて 外降る雨のよう 頬を伝うのは 小さな手では守れないもの あると知ったから いつか誰かに届くって 信じて植えた種 やがて芽吹く日 待ち焦がれて きらめく灯に 華やぐ街に 埋もれてしまった祈りが こぼれないように 静かに奏でるmelody 遥か彼方遠くへ響いて 誰かのために 何かをしたいと思うのは 私はここに居るんだよ、と 知ってほしいから 一人になってはじめて 一人じゃないと気づいて 誰かに守られてたね きらめく灯に 目が眩んでも 何処かでうずくまる君に 届くように 壊れないように 祈りのmelody 遠くの街に... いつか誰かに届くって 信じていたい だからmelody 待ち焦がれて 開いた花びら やがて散りゆくものだと知って それでも 育てていたい きらめく灯に 目が眩んでも この手は差し伸べているよ 人波に のまれないように 流されぬように 花びら舞い落ちる頃には 何処かでうずくまる君に また 届けるよ 遠くの街に咲いた花に 水をあげるように 響かせていたい