ずっと 止まない雨は 誰のために降るのだろう 遠い街が哀しみに滲むよ おまえのいない部屋で 窓の外を見ながら 無意味な時が過ぎる テーブルの上の手紙を読まなくても ハンガーのその数でわかったよ 馬鹿な俺はすべて見失った 愛は孤独の近くで 生まれるものさ 甘い記憶が この胸に剌さる 愛は孤独の近くで 気づくのさ どんな自由も使い切れない 長い夜だね バスルームの扉を 開けた時に思ったよ 俺の腕が覚えてた香りさ おまえには こんな俺よりいい人が しあわせにしてくれる気がしてた 引き止めたら雨は上がったのか? 夢を男は見ないよ 目を閉じないよ これで いいのさ いつの日か わかる 夢を男は見ないよ 仕方ない ずっと おまえを愛してるから 一人になろう おまえのために 俺ができるのは おまえの代わりに 俺が傷つくこと 愛は孤独の近くで 生まれるものさ 甘い記憶が この胸に刺さる 愛は孤独の近くで 気づくのさ どんな自由も使い切れない 長い夜だね