今年の夏もそろそろ終わるね 足元まで 波が満ちている 眩しくて切ないね 陽が沈んでいく 胸が詰まる 帰り道 少し焼けた手を離せないでいる 夏がたりないね 「海岸線の見える町に お家建てて 一緒に住もう」 日が暮れたら 薄いシャツが 涼しくて 寂しいね 近づいたり 離れたり 歩幅を合わせて 消えてしまわないように 離れられないでいる 忘れられないな 忘れたくないな 夏が足りないね 少し焼けた手を離せないでいる まなざしを見つめてる 揺れる髪が素敵 嬉しかったり 悲しかったり 忘れずにいられたら 変わらずにいられたら いいのにね 少し焼けた手を離せないでいる 時間がたりないね 君が間に合わないように 離せないでいる 夏がたりないね 少し焼けた手を離せないでいる 夏がたりないね…