丸に赤色 金の字は 金毘羅(こんぴら)さんの 旗印(はたじるし) 願い 心に 石段を 登れば見える 讃岐富士(さぬきふじ) 人生 一段 一段ごとに 思いを踏みしめ 歩いて行こう 長いようでも 人の世は あっという間の 紙芝居 金毘羅(こんぴら)船々(ふねふね) 追手(おいて)に帆(ほ)掛(か)けて 人情の木に 花が咲く 〈♪〉 四国名物 阿波踊り 踊る阿呆(あほう)に 見る阿呆(あほう) 同じ阿呆(あほう)なら ソレソレと 袖(そで)を引っ張る 温ったかさ 泣いて暮すも 一生ならば 笑って暮そよ いい事あるさ 親の意見と 茄子(なす)の花 先人(せんじん)たちの 心意気 金毘羅(こんぴら)船々(ふねふね) 三味線片手に 衿(えり)を正して 春を待つ 〈♪〉 長い石段 登(のぼ)るには なくてはならぬ 杖(つえ)ひとつ おかげさまだと 気付く時 海の神様 微笑んだ つまずき 転んで 又立ち上がる いくつになっても 遅くはないさ 旅は道連れ 世は情け お天道(てんとう)さまは 付いてくる 金毘羅(こんぴら)船々(ふねふね) にっこり誰かに 笑ってごらん 福が来る