それでいいと思ってた わかってるのに 削れて歪な消しゴム ついていけない塾の課題数 怖くなって言えなかった あの日から ...なにか変わった? 「ごめんなさい」 「ごめんなさい」 手を差し伸べてくれる人の その手の取り方って いつか教わったっけ まるで天国など 門前払いの 煤けた身でもいいですか 耳を劈くわたしの 心臓の音が嫌になってさ それを是と することが善と 違えたことと知っていた ただ、どうしようもないほどに 無力なわたし 溝壑に擠ちたララバイ だれかのこと あなたのこと 顔色ばっか窺って これじゃダメだ それじゃダメだ とにかく救われたくて 「そんなに言うけどじゃあ 一体...」 「何から救ってほしいの?」 ...すみません 街の喧騒、笑う様相が どうにも苦手で 嘲笑われているように聞こえるのは 自意識過剰でしょうか とりかえしはつかない わかってるでしょ まるで天国など 門前払いの 煤けた身でもいいですか 「何も無い」があるだけ それならここでやめていいですか それを是と することが善と 違えたことと知っていた ただ、どうしようもないほどに 無力なわたし 溝壑に擠ちてサラバ!