桟橋を渡って 海の向こうへ行こう 走り出せそうな気がしていたんだ 車に飛び乗って ハンドル握りしめ 浮ついた気持ちが跳ねるままに いつもと変わらぬ、いかれた日常に 怯えながら 縋りつくものを必死で探していた 海辺の街まで君をのせて 探したものなどここにはないさ 湊の街まで君を連れて 見つけたものなどどこにもないさ あの日の約束を あの日ついた嘘を 思い出せそうな気がしていたんだ トンネル通り抜け 空は青く澄み渡って 陽射しに溶けてく太陽を見ていた いつもと変わらぬ、いかれた日常に 溺れながら 縋りつく日々を必死で探していた 海辺の街まで君をのせて いつか探したものなどここにはない さ 湊の街まで君を連れて いつか探したものなどどこにもない さ La la la