桜、散って 面影さえも消えて 無くした季節も カーテンにさえぎられた 太陽と月が入れ替わってからは ベッドのそこに沈んだ才能や後悔が 僕に手招きして笑う 自責の念が僕を覆い隠す すぅと息を吸い込んでも 吐くのは毒と煙だけだ はぁ、と溜め込んだ 言葉をなげかけても 誰も聞きやしなかった 慈しみも、愛おしさも、 遥か彼方へと飛んでいく いつしかもう、 意図した事も届かなくなって ひらひらと舞ってる、 思いの丈が君をけずった 桜、咲いて 面影がまた消えて 無くした奇跡も カーテンにさえぎられたまま 才能とツキが無くなってからは、 未来を描く自分に 最近はどうなんて 聞かれてしまったら僕は 上手く やってるよと言えるのか、 慈しみも、愛おしさも、 遥か彼方へと消えていく いつしかもう、 意図した事も届かなくなって キラキラと輝く 思いの糧が君を削った