二人だけの場所 憶えてますか 見晴らしがよくて 静かだったね いつの間にか 理由が変わっていた 僕らを繋ぐ 秘密の場所になってた いつも一緒にいたから 気にしなかったけれど 君はうそつきだね すぐにばれるんだ 標準語になるから 君の優しい物語 僕ら手を繋ぎ約束を レンズの中に閉じ込めた 今はもう色あせてしまった 遠い日の記憶 二次元に焼き付けた 想いが消えてくれないから もう一度逢いたい 僕につけたあだ名 憶えてますか 名前と関係ない 可笑しなあだ名だった 「何て呼ばれているの」と 聞かれるたびに僕は 笑いそうになるけど 淡い思い出の季節が 恋しくなってしまうんだ 僕は降りしきる雨の中 君の名前を呼び続けた 雨音がうるさくて 聞こえないと言い聞かせて 君が待ち望んでた 言葉で言い訳をするから うそだと答えて ためらいに後悔を 重ねてしまいそうだよ いつまでも いつまでも 一緒にいて欲しかったけど これからは「がんばるからね」と 笑顔で歌うよ 二次元に焼き付けた 君に怒られそうだけど 優しいうそに もう少し触れていたい