あなたによく似た人を 夢で見たのよ 忌々しいわ 二度と会いたくもないのに 悪びれない調子で お茶なんか飲んでる こだまする 地下道のハイヒールの音 ラッシュアワーに消えた隙間に香る 思い出なんてあてにしないで お気に召すまま 書き換えながら忘れなさい 本当の私本当のあなた 見破ることなんて求めてないのよ 私ただあなたの悪夢になりたかった 動じない声色で取り繕っても 苛立ちを隠せない 毎日だった 思い出なんてあてにしないで お気に召すまま 書き換えながら忘れなさい 足りないものは足りないままね 欲しいのは何時でも 見えないものだけ 私ただあなたの悪夢になりたかった