くだらない事だとあざ笑っていた 夢追い人の気持ちなんて こんなおいらにはわかるはずもなく 疲れた瞼を閉じる なんだかひっかかる この胸のしこりは 肩を組んだとて伝わるはずもなく 言葉にできないおいらの頑固さも 風呂に沈めてしまえば 泡と消えてゆく よたつく帰り道にゃ嘘や言い訳を 高く高く積み上げては 崩れ落ちたよひとりぼっち ずるいずるい自分に気づく いつの日かまた逢えるかな? いつの日か帰ってきたなら お前の街の華々しい土産話に 乾杯を飾ってやるよ 調子はどうだい? 元気にやってるかい? 夢追い人も大変だねなんて 力の限りにイヤミを詰め込んで 今夜もこうして 手紙を書いております 川の流れをたどって歩く お気楽気ままなお前のことさ 唇噛み締めるほど悔しいことなんて そんなお前にゃわかりゃあしないよ なんて いつの日かまた逢えるかな いつの日か帰ってきたなら お前の街のきらびやかに 浮かれた話を たくさんおいらに聞かせておくれよ いつの日かまた逢えるかな いつの日か帰ってきたなら お前の街の華々しい土産話に 乾杯を飾ってやるよ