飛んでった春の綿 見送る声に 道端のネコは振り返る 門出の歌を君に送るよ 肩を組んで踵を鳴らそう いつも通り家の庭に 陽は射すよサンサンと 風に吹かれて揺れる蕾 夢を見る 淡々と続く毎日を 3 2 1 で吹き飛ばした 言葉は意味を持って 何回だって風を吹かす 100年経ってまた会えたら 100年前の話をしよう 青い時代越えて いつか花を咲かそう 飛んでった春の綿 手を振る雲と 幾千もの砂漠を渡る 拙い手紙 君に送るよ いつか二人で盃(はい)を交わそう 迷い込んだ路地裏にも 雨は降るポツポツと 雨に打たれて濡れる瞳 空を見る 点々と残る足跡に 3 2 1 で種を蒔いた 言葉は意味を脱いで 何回だって雨を降らす 1000年経ってまた会うとき 1000年前の話をしよう 青い時代越えて 今日は語り明かそう いつも通り止まった 日々の戸を叩いたトントンと やっと辿り着いた 今日という日を待っていた ぱっと声を上げて 手を叩いたパンパンと 風に吹かれて揺れる蕾 目を覚ます 灯りを灯す 時間は戻る 今日は二人で盃を交わそう 淡々と続く毎日を 3 2 1 で吹き飛ばした 言葉は意味を持って 何回だって風を吹かす 100年経ってまた会えたら 100年前の話をしよう いつも笑いあって夜を越えるよ 点々と残る足跡に 3 2 1 で種を蒔いた 言葉は意味を脱いで 何回だって雨を降らす 1000年経ってまた会うとき 1000年前の話をしよう 青い時代越えて 今日は語り明かそう 花を咲かそう