いとも簡単に こうも涼しく 語りかける毎日 寄り添って眠る 夢をひとつ見る 明け方を知る 瞬き一つ交わしたら すべて忘れた 手元に雫落とす 洗われた光に 歪んだ二人 並んで揺れていた 打ち消されていく波と 微笑みと寄せて 僕等さらって 行けばいいと思った 途切れた言葉から 焦げ付いた匂いがした 指をすり抜けてく 砂に混ざってきえた 空を見上げて 何気なく不安で ため息一つ交わしたら 全て失った 君はただ黙って 僕は喋りすぎた ぶつかる肩が少し 面倒になっていた 此処じゃない場所を見たくて 風に吹かれていたくって 少し手を離していたら 君を見失った