Track by湯川潮音
幾重にも重なる轍の道の行方には 鉄格子の窓に見つけた金色の庭 日が昇るのも沈むのも 目をくれないで 飛び立って行けるあなたは 天を舞う鷹のようどうかその戦いを やめないで怖くても 夢の中のことでもここになくても 隣にある季節にさえ逢えないように 旅立って行けるあなたは 裸の王様どうかその戦いを やめないで一人でも 夢の中のことでもそれがなくても いつの間にか私の心は蝶になって 鉄格子の間をすり抜けていくだろう そこで見つけるものは あなたの見たものでも 私の思うものでもないはずよ