起き抜けの朝 からになってた加湿器 朝から流れるオーディオの先の 寝癖を君にバカにされた 押し付けた肌 君のバンドの歌詞付きの デモCDを間抜けな顔で眺めていた 髪の毛のセットに手こずり イライラして君に当たった日 なかなか会えない日が続いて 電話越しに泣いてしまった日 それでも君はわがままな私と 真剣に向き合い 心配かけないように そばに居てくれたね あなたとの日々 あなたとの部屋 あなたとの大切な微睡も 明日からは元彼と過ごした なんでもない日々 今日も夜は泣いて過ごすのかな 張り詰めた部屋 ひとつになった歯ブラシ 心から笑える日常は 既になかったのかもね 今日は何を見ようかな 朝まで続く映画の鑑賞会 2人で着れば半額ね 帰り道 古着屋で買ったニット そこまでお金がなくても そこそこ楽しくやれてたな でも愛がないと 何もかも消えていく 生活を彩る為の花を買い 思い返す為の詩を綴った 大好きな匂いが染み付いた あなたの服をまた着て泣いている 愛してると言うより 「あなたが居ないとダメ」だった 目の前の全てが幸せだった 笑いあったり ふざけあったり 背を向け眠ったり わがまま言ったり 傷つけあったり 慰めあった あの日から 2人の日常に悲しい革命が あたためたい 抱きしめてほしい 欲を言うなら 別れたくない 引きとめたい 嫌いだなんて言わないで あなたの口から吐き出す言葉に今は 耐えられないのよ