わざと掛け違えたボタン 何を期待してるのだろう? 気付いてくれる人じゃない それはもうとっくに知っているのに 幼い頃好きだった ぬいぐるみの目を思い出した あんなに大事にしてたのに サヨナラの瞬間も思い出せない きっとそうだそんなもんなんでしょ う 君が外すボタンはもうない きっとそうだそうなればすぐ 新しい場所を見つけるのでしょう 雨の音で目覚めた 久々に君より早く 君のために伸ばした 髪が絡まったボタンに触れる 外せば簡単にすぐ ほどけるのに何故か出来なくて 一本ずつほどこうとしたら もっとキツく絡まって切るしかなく なった きっとそうだそんなもんなんでしょ う 何度つけても取れてしまう きっとそうだそうなればすぐ ボタンなんてない服に着替えるでし ょう きっとそうだそんなもんなんでしょ う 君が外すボタンはもうない きっとそうだそんなもんなんでしょ う 掛け違えたままの恋ほど消えない