食べ尽くした夢なら ガワだけ転がって ごらんよ もう今の僕なんて 醜くなったケダモノだろう ああ くちづけをくれたって 余計に悲しくなるだけ 離さないでおくれなんて言えないや そんな事思ってる 透明な夜が月灯りに迫る頃 君の目が覚めたなら 行こうか僕らだけの国 踊ろう 腕の中 この楽園は誰にも触らせないよ 涙のアーチを潜り抜け 獣のステップで 裸のまま抱き合って 深い闇を縫って笑い疲れて眠る そんな君に飼い慣らされた僕は 物憂げな生き物さ 最低な日々が月灯りに照らされて 君の目を汚す前に 逃げ出すのさふたりだけの世界へ 手を伸ばしたら掴まっていてよ ここに 約束をくれたって 余計に虚しくなるだけ 言葉を失うように 巨大な愛に落ちてゆくだけ 踊ろう 腕の中 この楽園は誰にも触らせないよ 涙のアーチを潜り抜け 獣のステップで 裸のまま抱き合って 深い闇を縫って笑い疲れて眠る そんな君に飼い慣らされた僕は 物憂げな生き物さ