ああ 窓を叩く 雨の音が 時を知らせて 遠回りの風 寄り道して また帰ってく あなたの声が 浮かんでる 曇り空に 少しずつ 晴れ間が 覗き込んで 頼りない その仕草が また記憶の中走り去って ため息の数だけほら 私からあなたがいなくなる 繰り返す その言葉で この心だけがギュッてなるんです 今はただ あのメロディ わたしの背中を押して 前髪がゆらりゆらり舞って あなたなら多分 どんな日々も 魔法をかけて 遠回りだって 寄り道すら ロマンスにしたね ああ 会いたくて 眠れない夜がまだあるよ 優しい風が吹いた だいじなじかん 二人で重ねた時より もっと続いてく明日に 途方に暮れてくばかり あなたから私が見えるかな それでも 未来(あす)を想えば また一歩進んでみたいんです 変わらない あのメロディ わたしの背中を押して 心の中で手をつないだ 前髪がゆらりゆらり舞って