気怠く物憂げな午後 転寝で微睡んだ 夢と現の間を何度も行ったり来たり 居眠りをしてるうちに 百年がたってしまったよ 夢の中で見た夢は 夢から醒めるって夢だった 夢じゃないよね? ほんのちょっと頬をつねってよ どうしようもないことは どうしようもないんだよ どうにかしようとしたけど どうにもならなかったんだ なんでもないようなことにも 奇跡は起こっているんだよ 僕にとってきっとそれは 君と出会えたってことなんだ 嘘じゃないんだよ だけどずっと黙っていたんだよ それは風のように 優しい雨のように まるで花のようにそこにあるもの… あたりまえのように夏が また訪れたとしても 二度と来ない かけがえのない 雨上がりの空に虹が バッチリ架かってた日を 決して忘れない それは雲のように 朝の月のように まるで泡のように消えてゆくもの… 報われないままで愛が 終わってしまったとしても 二度としないなんて言わない 天の川の上 花火が 咲いては散っていったから 涙止まらない あたりまえみたいに夏が 何度も訪れるけど 君はいない 永遠じゃない 雨上がりの空に星の かけらを探してたことを 決して忘れない それは夢ではない 風のように 雨のように 雲のように 月のように 風のように 雨のように 雲のように 月のように