ああ 真冬の北の風に 折れそうな 細い枝 ああ コートの襟を立てて 泣きながら 帰る道 あなたの部屋のドアを 開けた時に 知らない 誰かの 真赤なパンプス 雪になれば 忘れられる ハートに降り積る 悲しみ 雪になれば 忘れられる 涙なんて 隠して このまま…… <♪> ああ 1人はさびしすぎる 外燈の灯りだけ あなたが背中ごしに 声をかける そういう気がして 何度も振り向く 雪になって 白く消して 枯葉を敷きつめた この街 雪になって 白く消して 胸の痛み どこかに埋(うず)めて <♪> 雪になれば 忘れられる 1人でつぶやいた さよなら 雪になれば 忘れられる 終った恋 ちぎれて フワフワ……