掴めそうな雲に手を伸ばした この世界に僕ら二人みたいだ 「明日が来なければいい」 そう言って笑う君の手を 僕は強く握った ゆらゆら揺れる君の影を 追いかける 夏風を纏って きらきら光るシーグラスに 願ったんだ 時よ止まれ今 退屈な日々に描く今が 世界から切り取られたらいいのに 熱を帯びて駆け出す僕ら 君の呼吸さえ愛しい 37℃ 微熱で掌に伝う鼓動 綺麗な夏 夏が過ぎる 曖昧だらけの この世界でただ一つだけ 確かなものを ふらふら探すそして気付いた それはすぐ傍にあった 熱を帯びて駆け出す僕ら どうかどこにも着かないで 180° 世界変えてしまう君と描く 綺麗な夏 知ってるよ僕は いつかこの瞬間もきっと 終わりが来ること でも忘れないよ 君と描いた綺麗な夏 熱を帯びて駆け出す僕ら 君の呼吸さえ愛しい 37℃ 微熱で掌に伝う鼓動 夏が過ぎる 溶け落ちてく夕暮れ 「またね」と笑う君が離れない 360° 僕の心を君色に変えた 綺麗な夏 夏が過ぎていく 綺麗な夏 綺麗な夏