夏めく頃に 吹き抜ける風に逆らって 今を過ごしたい あなたとの思い出を何枚でも切り 取ろう くすまないように 消えちゃわないように ほらね、何回でも思い出すから ずっとずっと忘れないように ひりひりと火照る 日差しを浴びては 汐風が連れていった はしゃぎすぎて 足跡が増えた 砂浜、波の音 雲間から降り注ぐ ひかりが日常を特別に変えていく 夏めく頃に 吹き抜ける風に逆らって 今を過ごしたい あなたの表情と私の声、胸が弾む 過ごした時間 代えなんてきかない ほらね、何回でも思い出すから ずっとずっと忘れないように 瞳を彩る 星座を眺めて 永遠を願っていた 指でなぞり 線を描いてる 不器用な三角形 離れても結んでも 色褪せないような特別な 今日にしたい 夏めく頃は 吹き抜けの空を仰いでいた 深呼吸して あなたとならばどんな場所だって 行けそうで ふとした瞬間、脳裏に浮かぶように ほらね、何回でも思い出すから ずっとずっと忘れないように 青く染る夏の日 炭酸の抜けたサイダー 溶けちゃいそうな気温 二人で抜け出してしまわない? 夏めく頃に 吹き抜ける風に逆らって 今を過ごしたい あなたの表情と私の声、胸が弾む 過ごした時間 代えなんてきかない ほらね、何回でも思い出すから ずっとずっと忘れないように 何度目だろう 懐かしいメモリー 大事にさせて あなたとの思い出を何枚でも切り 取ろう くすまないように 消えちゃわないように ほらね、何回でも思い出すから ずっとずっと忘れないでいてほしい