ぼくは何よりもきれいな 青空のこした ぼくはひときれの青空 手のひらにのこした 大空に投げた夢が 雲のせなかにのって 遠く見えなくなるまで 手をふりつづけていた 少年の日の 少年の日の ひときれの青空 手のひらにのこした 僕は僕なりの形で 青空残した 僕は一切れの青空 手のひらに残した それはモザイクみたいに すぐ壊れそうだから 分けてあげることさえ できないほど 微かな 少年の日の 少年の日の 一切れの青空 手のひらに残した その青空は誰もが 仕舞い込んでるだけだと ただ 気恥ずかしいから 見せないだけなのだと 信じていたい 信じていたい 一切れの青空 手のひらに残した