"久しぶり"って 君からのメッセージ まだ痛む胸は 嘘をつけない 気まぐれなだけ わかってるのに 前髪を気にしてしまう 「どうして恋してくれたの?」と 君は子供みたいに聞いたよね 照れ隠しで黙る私を 笑う顔が 好きだったの 君が告げたサヨナラの言葉も 聞こえないふりできる 私だったなら 今も隣で笑ってくれたかな ああ … 欲しいものなんてなければ 届かないものなんてないのに 何も言わずに 抱きしめたり 何も聞かずに 手を握ってくれたり 君の不器用なりの優しさに ほんとうは 気づいてたよ 編みかけたまま取り残された このマフラーがあるうちは また「ただいま」って 何もなかったように 帰ってくる 気がするのに 君が告げたサヨナラの言葉に 一人きり泣いたって もう遅いんだよな 「嫌だ」って言えるような 弱さがあれば ああ … 電話中寝るとこも 下手なサプライズも いつだって 「ごめんね」で始まるデートも 思い出は綺麗な顔するから ああ … 欲しいものなんてなかった なにより今が愛しかった 期待して"会えるの?"なんて 返事だってしたいけど ほんとに私 ばかみたいに 君が 君を想って心痛まないとき 本当の本当にお別れだからさ あと少し 面影追いかけたの ああ … 電話越し掠れ声大きな背中 消したくて 消せなくて またあの日のまま 思い出は綺麗でいい それでいいから ああ … もっと強くなりたい ふいに君とすれ違っても 泣かないように