平然を装って 抜け出した夜を 永遠に覚えている 涙と冷汗と傷を隠していた 私だけが 取り残されているよう 視線を合わせずに まともであろうとしてきた ヘッドフォン断線部分を 把握しながら 酸素ボンベのように あなたの歌を心に刻んだ もう捨てたんだろ まだ飽きないの 憤りだけじゃ生きられねえ 理路整然とも生きられないから 誰かの特別になり 他の追随を許さず 早くこの茶番から 抜け出したかったんだ 乏しい結果論 それだけを縋り 遊びでやってんじゃねえよ って誰に言い聞かせてんの? 平然を装って抜け出した夜を 永遠に覚えている 涙も熱もあの日のままでいた もう忘れたんだろ まだ痛むの 憤りだけじゃ生きられねえ 理路整然とも生きられないから 誰かの特別になり 他の追随を許さず 早くこの茶番から 抜け出したかったんだ 目を覚ましてよ 彼女は嘯く 不安は変わらないから せめて 笑っていよう と 憤りだけじゃ生きられねえ 理路整然とも生きられないから 誰かの特別になり 他の追随を許さず 早くこの茶番から 抜け出したかったんだ