どうしたそんな顔して何か 言いたいことでもあるの? どうした そんな顔して何か 言えないことでもあるの? 頭に浮かぶ幾つもの言葉 伝えることのできないことばかり 僕の胸に溜めた想いは 結局どこにも行けずに 君と嘘が 冷めた珈琲の 上でグルグルと回ってる 何でもないよって微笑んだ君の瞳 僕はその中で揺れてた どうした そんな顔して何か つまらないことでもあるの? どうした そんな顔して何か 僕に不満でもあるの? 頭に浮かぶあの時の言葉 忘れることのできないことばかり 本当の答えを 言うべき言葉を 僕に教えてくれよ 君と嘘が 冷めた珈琲の 上でグルグルと回ってる 大丈夫だよって霞んだ君の声 聞こえないふりしたままで 夜になると感傷が 満ちて溺れてしまう いつも頼むあの珈琲嫌いだった 知ってたろう? 君のせいで冷めた珈琲は 僕らを写したままで 「もうこれじゃあ 砂糖は溶けないね」って 前みたいに笑ってくれよ 「どうした そんな顔して何か 悲しいことでもあるの?」 そんな声が聞こえた気がした 少し寒い秋の日