でこぼこの形になった心を 綺麗なハートに戻すには どれくらいの力を込めて 君の心を削ろう 枕元に置かれたくまが 全部知ってるみたいに 心細い夜の内側を 君と見届けたいよ 僕は手を引かない 僕は背を押さない 僕は隣にいるだけ 君が気づくまで 「本当は生きたい」 「本当は笑いたい」 君が誰にも言えないその言葉を 僕は 僕だけは拾うよ でこぼこの形になりそうな君を 綺麗な人型に保つには どれくらい冷たい氷で 君の芯を冷やそう 枕元に置かれたくまが 何も言わないことに ほっとする時間の温かさを 僕も知ってるから 僕は道を引かない 僕は夢を推さない 僕は隣にいるだけ 君が思うまで 「もう ひとりも許せる」 「もう ひとりで眠れる」 君がまだ言えないその言葉を 僕は 僕はただ待ってるよ 抱き締めても温もりのない 時が経つと千切れてしまう それでも無いよりよかったと 思ってくれるといいな 僕は何も引かない 僕は何も足さない 僕は隣にいるだけ 君が歩けるまで 「本当に行きたい」 「本当は生きたい」 君がやっと言えたその言葉を 僕は隣で聞いてたよ 僕は君の夢も知ってたよ