彼はたった一人 遠い国に降り立った 人々に仕事を与え 荒れた地を緑に変える為に 彼は写真の中で そこに住む人達と一緒に 並んで写ってた 広がる緑の畑を背に 一人じゃ何も出来ないと 決め込む僕に彼は笑ってる 一人で何もしたこともない君に どうしてそんなことが分かるの? と笑って 決して消えることのない 情熱の炎と 誰かのことを心から 想う気持ち1つ 持ち続けていれば たとえ一人でも 何かを成し得られるんだ 僕がその証拠だと もし神様が居るなら 直向きに生きる彼を きっと気にかけずには 居られなかったはず 誰かがこの状況を 変えてくれるのをただ 指をくわえ待つだけの 僕をどう思うんだろう 一人じゃ何も出来ないと 決め込む僕に彼は言う たとえ一人でも心が正しいと 信じる方へ 向かって歩けと 決して消えることのない 情熱の炎と 誰かのことを心から 想う気持ち一つ 持ち続けていれば たとえ一人でも 何かを成し得られるんだ 僕がその証拠だと 心の地図を広げ 信じた道を行くんだ 困難な程向かう道が 正しい証拠なんだ だって絶望は希望とか そういうのが嫌いだからさ 決して消えることのない 情熱の炎と 誰かのことを心から 想う気持ち一つ 持ち続けていれば たとえ一人でも 何かを成し得られるんだ 僕がその証拠だと ずっと遠い昔に 撮られた写真の中 緑の畑を背に彼は そう微笑んでる 今の僕に向かって